最も簡単にプロになれるスポーツ
ボクシングの世界は、そんな風に言われる事があります。
確かに、野球やサッカーのような高校や大学生で実績を残さなければプロから声がかからないスポーツに比べるとボクシングの受け口は広いと言えるでしょう。
満32歳以下の健康な人すべてにプロボクサーになるチャンスがあるのです。
プロボクサーになるまでの流れとしては、まず日本ボクシング協会に加盟しているジムに入会し、そこで最低でも半年以上練習を行い、だいたい入会から一年後くらいで所属ジムの会長の許可を得てプロテストを受験するというのが普通です。
プロテストに必要なものとしては、
日本ボクシングコミション公認の医師による健康診断書。
主に頭部のCTスキャン検査《30歳以上はMRI検査》等の診断書です。
それと一般の人が受けるC級ライセンスで6300円の受験料がかかります。
プロテスト当日には、簡単な筆記試験、2Rのスパーリング《1R2分30秒×2R、インターバル30秒》
が行われ、合格すればライセンスが発行されます。
テストで行われるスパーリングでは試合の勝敗は関係なく、ワンツーなどの攻撃とガードなどの防御というような基本的な技術が審査されます。
一年間しっかり練習して基本がしっかりしていれば、まず合格することは間違いないです。
昔、テレビで三か月でプロテストに挑戦する企画がありましたが、さすがに三か月では無理です!
受かる人もいましたが、そのほとんどが経験者でした。
32歳以下の若者すべてにプロになるチャンスがある世界。
それもボクシングの魅力の一つではないでしょうか?
もし、満32歳以下でプロボクサーになりたいと思う人がいるなら、すぐにジムに通うべきです。
スポーツ経験がなくとも覚悟とやる気次第で必ずプロボクサーになる事が出来るはずです。
もちろん簡単ではありませんが^^;
ぜひ自分の夢に挑戦してもらいたいです!
それではまた( ´ ▽ ` )ノ