最もワクワクした試合
長い間ボクシングを見てきた中で、四年前に自分の中で最もワクワクした試合が行われた!
それが、西岡利晃vsノニト・ドネア戦である。
自分の中のヒーロー、西岡利晃の現役最後となった試合である。
この試合の一年前、西岡は、ボクシングの本場ラスベガスMGMグランドで日本人として初めてチャンピオンとしてメインイベントのリングに立ち、メキシコのラファエル・マルケスを判定で退け、世界中にその名を轟かせた。
そして、次戦の相手としてこだわり抜いたのがノニト・ドネアだった。
当時のドネアは、すでに4階級
を制覇しており、パウンドフォーパウンドのランキング《体重がみんな一緒なら誰が一番強いのかというランキング》の上位に上げられるなど、軽量級最強の呼び声が高い選手だった
。
そんな最強と言われる選手が自分と同じ階級にいる。
ボクサーとして、それ以前に一人の男として、この男と戦いたい!
そんな単純な理由がノニト・ドネアにこだわり続けた理由だった。
執拗にドネア陣営にオファーし、時には、ドネアの試合が行われたリングに自ら上がりドネアと試合がしたいと訴え続けた!
そして、実現した世紀の一戦。
やっぱりドネアは、強くて9RTKOに破れたが、それでも日本人でもあんな凄い舞台に立てるだという勇気をもらったのを今でも覚えている
。
これから先、西岡利晃に続く日本人が出てくるのを期待している(^ ^)
それではまた( ´ ▽ ` )ノ